屋根の素材と塗装

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屋根の素材と塗装

屋根は常に厳しい環境にさらされているので、特に消耗が激しい部分です。そのため屋根塗装工事の見積りを業者に依頼すると、素材に応じた様々な塗料が出てきます。屋根の素材と塗装について、ご説明致します。

屋根の素材について

屋根の素材は大まかに5つに分けられます。粘板岩を薄く加工した板のスレート、古くから愛用されてきた日本瓦、仕上がりが美しいセメント瓦、亜鉛をめっき処理した薄い鋼板屋根材のトタン屋根、アルミと亜鉛とシリコンで鉄板を両面加工したガルバリウム鋼板です。

屋根塗装を行うことで防錆性や防水性の向上、断熱性や遮熱性が高まる、抗菌性の向上や屋根素材の保全といったメリットがあります。漏水が原因で引き起こされるトラブルは多いので、定期的に防水工事を行うことをおすすめします。また屋根塗装に使われる塗料によっても効果が変わってきます。

屋根塗装に使われる塗料

フッ素樹脂塗料

フッ素樹脂塗料の耐久年数は約18年で、耐久性に優れた塗料です。安定性があり、塗膜の寿命が長いという特徴があります。そのため東京スカイツリーにも用いられ、高層ビルや架橋鉄塔でもよく利用されています。艶消しも可能で、汚れもつきにくい性質を持っています。フッ素樹脂塗料は一般塗料の中では、最高グレードにあたります。屋根塗装工事に最適な塗料です。

シリコン樹脂塗料

シリコン樹脂塗料の耐久年数は約13年で、機能と価格のバランスが良い塗料です。カラーの種類も豊富で、塗装膜の膨れや剥がれが少ない特徴があります。そのため住宅塗装で最も多く使用されている塗料です。

屋根塗装や外壁塗装が主流の塗料であり、種類や組み合わせも豊富です。手間がかからない水性塗料と、耐久性に優れた油性塗料に分かれます。また油性塗料にも缶を開けてすぐに使える1液タイプと、主剤と硬化剤を混ぜる2液タイプがあります。

ウレタン樹脂塗料

ウレタン樹脂塗料の耐久年数は約6年で、比較的安い価格で施工できる塗料です。柔らかい性質を持ち、ヒビ割れ防止や止水などの注入剤としても用いられます。細かい部分の塗装にも向いている万能塗料です。

アクリル樹脂塗料

アクリル樹脂塗料の耐久年数は約4年で、低価格の塗料です。そのため短期間の塗り替えには便利です。

遮熱・断熱塗料

遮熱・断熱塗料の耐久年数は主成分によってさまざまですが、遮熱塗料は太陽エネルギーを高反射させることによって温度上昇を抑えます。断熱塗料は熱伝導率の低さと塗膜の厚みを利用して熱を伝わりにくくすることにより温度上昇を抑える効果になります。

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